2011年 10月 26日
歌詞に重ねた想い
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中学生の頃、井上陽水や吉田拓郎、アリスといったミュージシャンの歌が流行り、私も友達の家でよく聴いたりしたものです。正に青春時代で、友人と集まれば歌謡曲か異性の話ばかり。本当に楽しかったことを思い出します。その当時、「好きな歌手」と聞かれて言えなかった歌手がいました。さだまさし・・・私と同年代の方ならお解りだと思います。元々は「グレープ」という二人組でしたが、さだまさしさんがソロになって、その曲・特に歌詞が気に入ってました。ただ、失恋の内容も多く、同級生に言わせれば「女々しい歌手」となり、中々表立っては言えなかったんです。秘かにLPレコードも買い(まだCDなど無かった!)、「精霊流し」「縁切り寺」などのグレープ時代の曲から「案山子」「木根川橋」などなど、毎晩(当時から夜行性でした。)聴いたものです。曲のタイトルも結構難しいのがあって、「療養所」と書いて「サナトリウム」と読ませたり、「風の篝火」「檸檬」などなど、読めないものもありましたっけ。そんなさださんの歌の中で、この支援便を始めてから必ず浮かんでくる曲があります。「道化師のソネット」です。ご存じですか?昔保険のCMのBGMにも使われていたと思います。その歌詞、何故か被災地の子供たちへのエールのような気がしています。
その「道化師のソネット」の2番の歌詞です。
笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
僕らは別々の山を それぞれの高さ目指して
息もつかずに 登って行く 山びとのようだね
君のその小さな腕に 支え切れない程の 悲しみを
せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師(ピエロ)になれるよ
笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
いつか真実に 笑いながら 話せる日が来るから
この歌詞では、「道化師」と書いて「ピエロ」と読ませています。道化師には二通りあって、
「ピエロ」は無口で哀愁を帯びている者、そしてもう一つは「クラウン」と呼ばれ、田舎者・おどけ者だそうです。人に聞いた所、判り易く言えばピエロはサーカスで笑いを取る役者。クラウンは
チャップリンのような喜劇役者だと教えてくれましたが、真実は判りません。ただ、歌詞にある通り
被災地の子供たちにはこれから成長と共に様々な困難が待ち受けています。でも、今支援便で訪れる先の子供たちは本当にいい笑顔を見せてくれます。その笑顔を見たくて東北へ行くと言っても決して過言ではありません。少しでも元気になって欲しいという想いでイベントも実行しました。開始直後は不安そうに親の後ろに隠れていた子供さんも、時間が経つにつれ我々と一緒に遊んでくれ、終了直後には目を輝かせて「今度いつ来てくれるの?」って・・・。この笑顔が一人でも増え、その笑顔が親や周囲の人々を元気にしてくれるなら、こんなに嬉しいことはありません。だから、我々は
「クラウン」に徹します。「ピエロ」の目尻ご存じですか?涙が描かれていますよね。我々も感動して涙することはありますが、子供たちには涙を見せず、涙の無い「クラウン」に徹していこうと思います。また三重から馬鹿なオジサンたちが来る・・・それが子供たちのささやかな楽しみになってくれるよう、支援活動の一環として「芸」も磨いていきますね。もちろん、あくまでも本質は変えません。我々はあくまでも支援協力戴く皆さんと被災地の皆さんとの「架け橋」であり、裏方だと自負しています。活動自体はあくまでも真摯に行いますが、イベントの時はちょっとはしゃぐことをお許し下さい。11月の凧揚げ、今から何をして笑いをとるか検討中です。
その「道化師のソネット」の2番の歌詞です。
笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
僕らは別々の山を それぞれの高さ目指して
息もつかずに 登って行く 山びとのようだね
君のその小さな腕に 支え切れない程の 悲しみを
せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師(ピエロ)になれるよ
笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
いつか真実に 笑いながら 話せる日が来るから
この歌詞では、「道化師」と書いて「ピエロ」と読ませています。道化師には二通りあって、
「ピエロ」は無口で哀愁を帯びている者、そしてもう一つは「クラウン」と呼ばれ、田舎者・おどけ者だそうです。人に聞いた所、判り易く言えばピエロはサーカスで笑いを取る役者。クラウンは
チャップリンのような喜劇役者だと教えてくれましたが、真実は判りません。ただ、歌詞にある通り
被災地の子供たちにはこれから成長と共に様々な困難が待ち受けています。でも、今支援便で訪れる先の子供たちは本当にいい笑顔を見せてくれます。その笑顔を見たくて東北へ行くと言っても決して過言ではありません。少しでも元気になって欲しいという想いでイベントも実行しました。開始直後は不安そうに親の後ろに隠れていた子供さんも、時間が経つにつれ我々と一緒に遊んでくれ、終了直後には目を輝かせて「今度いつ来てくれるの?」って・・・。この笑顔が一人でも増え、その笑顔が親や周囲の人々を元気にしてくれるなら、こんなに嬉しいことはありません。だから、我々は
「クラウン」に徹します。「ピエロ」の目尻ご存じですか?涙が描かれていますよね。我々も感動して涙することはありますが、子供たちには涙を見せず、涙の無い「クラウン」に徹していこうと思います。また三重から馬鹿なオジサンたちが来る・・・それが子供たちのささやかな楽しみになってくれるよう、支援活動の一環として「芸」も磨いていきますね。もちろん、あくまでも本質は変えません。我々はあくまでも支援協力戴く皆さんと被災地の皆さんとの「架け橋」であり、裏方だと自負しています。活動自体はあくまでも真摯に行いますが、イベントの時はちょっとはしゃぐことをお許し下さい。11月の凧揚げ、今から何をして笑いをとるか検討中です。
by yokkaichi-exp
| 2011-10-26 22:27