支援物資のお引き取り その２

さて、四国中央市を後にし、野郎３人は徳島から鳴門海峡～淡路島～明石海峡を経由して神戸市垂水区へ。ここでは早い時期からずっとご支援を戴いているＭ様と午後８時に待ち合わせでした。介護士の仕事をされているＭさん、この日も仕事が終わるのが午後７時とのことでしたが、我々は６時半に垂水区に到着。先程戴いたちらしずしをコンビニの駐車場で夕食として戴き、８時にＭさんと合流。
Ｍさんの御親戚宅にお邪魔し、物資を積んだあとお茶を戴き３０分ほど復興地の話などさせて戴きました。Ｍさんたちも阪神大震災で被災され、ご自身も仮設住宅で不便な生活をされたこと、苦労されたことを伺い、だからこそ毎回毎回、本当にタイムリーな支援物資をご提供戴いているんだと感じました。
最後に伺ったのは芦屋市のＷ様宅。この日午前中に電話を戴き、急遽立ち寄らせて戴くことになったものです。閑静な住宅街で、トラックを乗り入れるには多少気が引けましたが支援物資のためなら
野でも山でも分け入るぞ！という熱い想いの我々にはお構いなし。堂々と（？）玄関前にトラックを横付けし、コタツや布団など、喜ばれそうなものばかりお預かりして帰途に就きました。

毎回感じることですが、支援物資をご提供戴くことはもちろん有難いことです。それ以上に、こうして実際に支援者の皆様にお会いし、話をさせて戴くことがすごく貴重な経験を積ませて戴いていると感じます。昨年始めた「突撃訪問」ではありませんが、今日まで地元（鈴鹿・四日市）以外の支援者の方とは５０名以上の方々にお会いすることが出来ました。一度もお会いしてなくてもメールや電話でかなり馴れ馴れしくさせて戴ける方もあります。「一期一会」をモットーにしている自分としては
本当に素晴らしい機会に恵まれていると心から感謝申し上げます。
これからも「あすなろ応援便」が続く間はこうして直接伺ったり、それこそ思いつくまま「突撃訪問」をさせて戴くと思います。ただ、どうか我々には決してお気遣いされませんようお願い申し上げます。こちらも極力お気遣い戴かないように手ぶらで伺うようにしますので、甚だ僭越ながらお土産などのご心配はなさらないよう、衷心よりお願い申し上げます。「支援活動頑張れよ！」の一言で
十分ありがたいんですよ！どうか、これからも気楽に接して戴き、長い目で見守って戴ければ幸いです。昨日お世話になった皆様、本当にありがとうございました。そして、連日各地からたくさんの物資をお送り戴いている皆様、電話での御礼が遅れたりご不在だったりでご迷惑をお懸けしておりますが、この場を借りて心より御礼申し上げますと共に、お預かりしました物資は確実に今週末運ばせて戴くことをお約束し、残り４日、心を込めて準備に取り組みます。