ちょっと悲しい出来事・・・

いつもご支援ありがとうございます。本日も仕分けに奮闘しております。
最近、ご支援戴く皆様のお呼び掛けによるお蔭で新規のご支援を毎日のように戴き、本当に有難いことだと喜んでおります。娘さんから話を聞いた、というご婦人や友達から報告書を見せてもらった、という方、インターネットでブログを見た、という方などなど。前回報告書の発送は１９０件を超えました。今現在、私の「支援者リスト」には２３８名の方のお名前が載っています。最近はyahooの掲示板にも書き込みをせず、報告書とブログのみでの物資募集をさせて戴いておりますが、それにも拘わらず短期間にこれだけ新たなご協力を戴けるのはひとえに皆様のお蔭です。心より御礼申し上げます。
然しながら、残念なことにこんな電話を戴きました。
「今度東北へ行った時に◎◎県××市の△△さんの家へ物資届けてくれますか？洗濯機１台だけど。」さらに「いつ取りに来てくれる？」と一方的に話されました。
我々の活動内容を説明し、個人宅へも行きますがそこへ周辺の皆さんに集まって戴く「窓口」をして戴いているんです。その家１軒だけのために物資をお届けすることはまずありません。皆様からお寄せ戴いたたくさんの物資を、一人でも多くの方・必要とされる方にお届けするのが我々の本来の目的です。その旨をご説明しましたがどうもご納得戴けない感じでした。もちろん、気持ちの上ではお力になりたいとは思いますが、我々もあくまでもボランティアであり、限界もあります。こちらへお届け戴いたものを復興地へ運び、その時の配布会場へ当事者が引取りに来られるのであればご協力もできますが・・・。挙句には「四国に何回か引取りに行ってるやないの！」・・・あ、この人はブログを見ているな、と気が付きました。確かに四国へ４回引取りに伺いました。しかし、その都度４ｔ車に一杯の物資を何名もの方が集めて戴き、積込みのお手伝いもして戴いています。それだけの量があるからこそこちらも少しでもご協力を、という想いなんです。全国どこへでも１台分集めれば取りに来るのか、と言われると辛いものがありますが、「出来る範囲」なら伺いたいのは山々です。
どうかその点はお含み置き下さい。結局名前も聞けずに電話は切れましたが、何とも後味の悪い出来事でした。

さて、我が国の天気予報は本当に正確で、今週は寒波が来ると言っていたことが見事的中し、首都圏でも積雪があり交通機関もかなり混乱したようです。昨日当社から荷物を積んで埼玉県へ向かった協力会社さんのトラックも雪による大渋滞で予定時間より大幅に遅れて何とか午前中には到着したようです。今週は寒波が居座るとのことです。因みに今朝大船渡のＦさんからメールが届き、「こちらは天気いいよ～、週末も大丈夫！」とありましたが、問題は道中です。僅か数ｃｍの積雪で大混乱する首都圏を通過し、福島・宮城と走り、いつもの一関ＩＣから沿岸部へ抜ける道には峠もあります。
あちらは最低気温マイナス６℃～７℃、路面もカチカチでしょうね・・・。前回も２時間以上遅れました。今回はさらに厳しい条件が待っています。何とか順調に辿り着けることをひたすら願う今日この頃です。「あすなろ応援便」、晴れの門出まであと３日！